Windows10 Technical PreviewをVirtualBoxにインストールする(ダウンロードから仮想マシン作成まで)
公開日:
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最終更新日:2015/03/05
Windows10, パソコン, 仮想環境, 備忘録 Technical Preview, VirtualBox, Windows10, ダウンロード, 仮想マシン
先日、Windows10関連の発表会があり、何かと話題になっていますね。新しいWindows10 Tecnical Previewがアップされたとのことだったので、私も仮想環境で試してみました。
長くなりそうなので、3回ほど分けて投稿したいと思います。
まずは、ダウンロード
最初にお断りさせていただきます。このWindows10 Technical Previewを試用する事は、自己責任となります。こちらのブログで行っていることは、私が自己所有のPCに対して行っていることで、他の方のPCで同 じように動作することを保証するものではありません。この記事を見て試用し、何か問題が起こった場合、私自身責任は負いかねますので、繰り返しますが試用は自己責任にてお願い致します。
さてそれではまずダウンロードです。
Windows10 Technical Previewは、こちらのリンクからダウンロードできます(microsoft accountの登録及びサインインが必要です)。
途中1つ注意していただきたい場所があります。アカウントの取得・サインイン後、サイトの指示に従って画面を切り替えていきますが、次のような画面にたどり着くはずです。
ここでは、「Start upgrade now」というボタンを押したくなりますが、通常これを押してはいけません。
このボタンを押すことによるインストールは、現在使用しているPC(Windows7やWindows8等)に対してWindows10 Technical Previewにアップグレードするボタンになります。通常、今使用している正規のWindowsにプレビュー版のWindowsを入れる方はほとんどいないと思いますので、他のPCにインストール、または仮想環境にインストールする場合は、必ずその上にある「download the ISO files」というリンクからISO形式のファイルをダウンロードした上でご利用ください。
Technical Previewには、64ビット版、32ビット版がありますが、今回は日本語(Japanese)32ビット版のISOファイルをダウンロードしました。3.05GBです。
VirtualBoxへインストール
まずは、私のPCの環境をお知らせしておきます。
CPU:Corei7-2630QM 2.00GHz
メモリ:6GB
OS:Windows7 Home Premium
VirtualBox:Version 4.3.20
1.VirtualBoxの起動
VirtualBoxを起動します。起動すると次のような「Oracle VM VirtualBox マネージャー」画面になると思います。私は仮想環境に未だWindowsXPの環境を残しているので、WindowsXPの仮想マシンが表示されています。
今「WindowsXP 電源オフ」と書かれた部分、これが仮想マシンの表示領域です。全く仮想マシンを作成していない場合、この場所は空欄になっていると思います。
2.仮想マシンの新規作成
画面上部の「新規(N)」と描かれたアイコンをクリックします。
「仮想マシンの作成」画面が表示されます。
ここで私は次のように入力しました。
名前(N) → Windows10TP
タイプ(T) → Microsoft Windows
バージョン(V) → Windows 8.1(32 bit)
名前に関しては何でも良いと思いますので、分かりやすい名称を付けてください。バージョンについては、私の場合32ビットバージョンをダウンロードしたので、このバージョンにしてあります。
ちなみに、このインストールを行う前、バージョンの部分をWindows7にして仮想マシンを作成、インストールしたのですが、うまくインストールできませんでした。
入力すると、下の図のようになります。
「次へ」ボタンをクリックします。
次にメモリーサイズを設定します。Windows10 Technical Previewの32ビットバージョンのシステム要件に、必要メモリ1GBとあったので、とりあえず1GB(1024MB)に設定し、「次へ」ボタンをクリックします。
次にハードドライブの設定を行います。ここでは新規に仮想ハードドライブを作成するので、「仮想ハードドライブを作成する(C)」を選択し、「作成」ボタンをクリックします。
次に「ハードドライブのファイルタイプ」を設定します。ここは特に変更する必要はありませんので、そのまま「VDI(VirtualBox Disk Image)」を選択した状態で、「次へ」ボタンをクリックします。
次に「物理ハードドライブにあるストレージ」を設定します。
ここでは「可変サイズ」と「固定サイズ」を選択できます。可変サイズにすると、使用する量によって仮想ハードドライブのファイルの容量が最大サイズを上限として増加します。無駄にハードディスクを使用したくない時はこちらを選択すると良いでしょう。固定サイズにすると、最初から最大サイズで作成しハードディスクスペースを使いますが、可変サイズに比べて高速です。
私の場合、使用しているPCのハードディスク容量が若干心もとなくなってきているので、「可変サイズ」を選択し「次へ」ボタンをクリックします。
「ファイルの場所とサイズ」を設定します。仮想ハードドライブの名称を「Windows 10TP」、ハードドライブのサイズはそのまま「25GB」にして、「作成」ボタンをクリックします。
最初の「Oracle VM VirtualBox マネージャー」画面に戻り、下の図のようなバーが表示されれば、仮想マシンの作成は完了です。
次回は、この仮想マシンの設定を行っていきます。
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