VirtualBoxのウィンドウをスクリーンキャプチャする

私は仮想環境の構築にOracleのVirtualBoxを使用しています。

色々なOSや、そのOS上のアプリケーションを試用するのに、仮想環境はこの上なく便利なのです。

ちなみにVirtualBoxの最新版のダウンロードはこちらです。

VirtualBoxを使っていて困ったこと

便利に使っていたのですが、仮想環境の状況をワープロなどに画像として貼り付け文書を作成する場合、VirtualBoxの仮想環境が表示されているウィンドウのスクリーンキャプチャが取れず、今までは全画面キャプチャをして、ペイントなどで切り出していました。

通常全画面のキャプチャは「PrintScreen」、一番前面にあるウィンドウのキャプチャは「Alt」＋「PrintScreen」でクリップボードへコピーできるのですが、VirtualBoxの場合、キー操作を仮想環境上のOSで取得されてしまう為、うまくウィンドウのスクリーンキャプチャができなかった訳です。

ペイントを使って切り出すという一手間が、何枚もキャプチャしなければならない場合、正直かなり面倒でした（汗）。

VirtualBoxウィンドウのスクリーンキャプチャ方法

さて、そのしばらく困っていた出来事が、最近解決したのでその方法をご紹介したいと思います。

VirtualBoxで仮想環境を利用している状態で、

キーボード右側の「CTRL」キーを押し、スクリーンキャプチャのキー操作（「Alt」＋「PrintScreen」）を行う

これだけです（苦笑）。

解決の理由

VirtualBoxでは、仮想環境（以下ゲストOS）のウィンドウをマウスカーソルでクリックすることで、ゲストOS内のマウス操作ができるようになります。通常このままでは、このウィンドウの外（以下ホストOS）にマウスカーソルは出れない訳ですが、キーボードの右側の「CTRL」キーを押すことで、ゲストOSからホストOSへマウスの制御を移すことができ、ホストOS側でマウスカーソルを操作できるようになります。

同時にこの時、キーボードの操作もゲストOSからホストOSへ戻されるわけです。この状態で先ほどのキー操作を行うことで、見事VirtualBoxの仮想環境ウィンドウをスクリーンキャプチャできるようになります。

分かってしまえば、かなり簡単で理由も納得が行くのですが、気付くのに何ヶ月もかかってしまいました。